
Case Studies
開発事例
デジタル教科書開発
2019年12月に文部科学省より発表された「GIGAスクール構想」により、児童生徒1人1台端末のICT教育環境が急速に進展しています。それに伴い、デジタル教科書やデジタル教材のニーズがますます高まっています。
スーパーワンでは、こうした教育現場の変化に対応すべく、多数のデジタル教科書・教材の開発を手がけてきました。
各社で作成されたプラットフォームへの移植対応など、多様な環境やニーズに柔軟に対応できる開発体制を整えています。
また、指導者用教科書から不要なコンテンツを自動で削除し、学習者用教科書を生成する仕組みの実装など、作業効率や運用性にも配慮した設計を実現。
これまでのノウハウと開発実績を活かし、教育現場の「こうしたい」を具体的な形にしていきます。
GIGAスクール対応の教材開発やICT教育の推進に関心のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
デジタル教科書・教材ビューアの機能開発の事例(一部)
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紙面表示機能(スクロール表示機能)
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縦スクロール型の紙面表示機能
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ペン書き込み機能
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図形書き込み機能
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紙面のテキストをなぞるペン、線の機能
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ページめくり速度改善(バックグラウンド・キャッシュ方式による)
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白黒反転(除外設定含む)、紙面カラー変更機能
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表示設定ツール機能
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朗読ツール、音読ツールの開発
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コンテンツ制作補助ツールの開発
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高校向けに新指導要領に則ったLMSの開発
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紙面印刷機能の開発
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画面キャプチャ・保存機能の開発
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クラウド配信対応
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録音・再生機能
ビューアは、デジタル教科書においては、その主要な機能そのものです。
紙面の拡大表示やページめくり、白黒反転や朗読機能、ペンや図形の書き込み機能はビューアが保有するものです。
ビューアにはこうした授業や学習で使用する基本機能の他に、動画や動きのあるコンテンツがビューアの機能(ペンでの書き込みなど)を適用させるためのAPIを提供する機能も必要となります。
APIは約240個にも及ぶ規模となっており、その設計には、汎用化するためのノウハウが必須です。
デジタル教科書・教材コンテンツの制作事例(一部)
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小学校国語、指導者用ワーク35種類制作
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ストップウォッチの開発
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グループカードの開発
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思考ツールの開発
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中学校国語の学習者用及び指導者用コンテンツ制作
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高校向け探究学習用アプリのコンテンツの制作
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中学校英語の学習者用及び指導者用コンテンツ制作
デジタル教科書のコンテンツ制作では、元となる紙のページが校了し、動画や朗読音声の撮影や録音、動きのあるコンテンツの企画の確定が済んでから、デジタルコンテンツの制作がスタートします。そこから、小学校や中学校に配信されるまでは、3〜5ヶ月程度しか時間がありません。
数千に及ぶコンテンツ量を、こうした短い期間に、多くの人員を投入してこなしてゆくのですが、それには綿密な計画と、事前の万全な準備が不可欠です。特に、計画時には類似したコンテンツをテンプレート化したり、ライブラリを用意したりする設計の精度が問われます。当社では10年に及ぶコンテンツ制作の実績と、ビューア開発者としてコンテンツ制作のサポートを行ってきた経験から、高精度な設計が可能です。
